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2006年 5月 息子の私と母と父の三人で信州安曇野へ旅行に行きました。 3人で旅行するのはひょっとしたら私が中学生以来かもしれないので、20年ぶりってことでしょうか。運転手代わりに連れて行ったというのが名目でしたが、あとになって考えると本当は私と久しぶりに旅行にでも行きたかったのかもしれません。
美術館へいったり、白馬長野オリンピックのジャンプ台へ上ったり、棚田を見にいったりと母はゆっくり休み休みでしたが、いつもと変わらず活発に動き回っていました。
母も父も旅行が大好きで、父が定年になってからは毎年数回国内旅行をしていました。
母と同じ病気の方であればご承知かと思いますが、“慢性C型肝炎”(*1)とはウイルス性の肝炎で時間とともに肝炎→肝硬変→肝臓がんへと発展する恐ろしい病気です。 晩年の母は、毎日のようにかかりつけの近所のお医者さんに足を運び、インターフェロン(*2)と呼ばれる慢性ウイルス性肝炎の治療を行ってきました。実際にはその治療方法をみていませんが、看護婦さんに話しを聞くと、母の場合はかなり大きな注射2本を毎日のようにうっていたそうです。そのため母の腕は注射のあとが絶えなく、いつも青紫になっていてとてもかわいそうでした。
また年に1回から2回入院して、ラジオ波(*3)と呼ばれる最新の治療も行ってきました。 このような痛く辛い治療にも母は、『少しでも長く生きたい!』と積極的に取り組み、“慢性C型肝炎”と辛抱強くあきらめずに闘い続けていました。
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