愛する人が亡くなるまでの家族の心境やそのときの様子を描写しています。C型肝炎発病-肝硬変-闘病生活-死-葬儀までの実録です。

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いつものこと

それから3ヶ月後の2006年8月になりました。

母はいつものようにインターフェロン治療を続け、数ヶ月に一度都内の某総合病院の定期精密検査をした結果、また肝臓にいくつか影が見つかりました。
主治医は入院していつものことのようにラジオ波治療して、大きくなる前にがん細胞を焼いたほうが良い、ということでした。

母は慢性C型肝炎と診断されてから、実は主治医を変えておらず、その先生が病院を変えるとその先生が勤める様々な総合病院(*1)へどんなに遠くでも治療に通っていました。
確か4回ほど主治医の先生が病院を移ったかと思います。まるで先生の追っかけです。

人が長生きできるのは病院選びというよりは、実は先生選びが大事だと実感しています。
病院名が有名で大きければ安心ということもありますが、母の経験からアドバイスさせていただきますと、どんなに大きな超有名な病院でも、実は名医と呼ばれる人は意外に少ないものだなあと感じました。
母の主治医がいなくなったその超有名な病院では、ラジオ波治療をできる人はいても、それを最善の判断で最高な手術ができる、ある意味ブラックジャックみたいに神業的な手術ができる先生はいなくなります。
母は何度もその先生に命を救われてきました。

話がそれましたが、母はいつものように主治医の追っかけで今度は埼玉の総合病院でラジオ波の治療をうけることになりました。

私と父そして二人の姉は主治医の先生に絶対の信頼がありましたので、いつものようにラジオ波の治療をして10日間から2週間くらいで退院でき、また元気に退院できると思っていました。

*1
様々な総合病院・・・名前は出せませんが、都内のだれでも知っているような総合病院や国立病院

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01 序章 02 慢性C型肝炎とのつきあい
03 いつものこと 04 一度目の入院
05 退院 06 二度目の入院 - 闘病のはじまり -
07 病院からの呼び出し 08 余命宣告
09 最期の日 10 病院を出るまで
11 葬儀打ち合わせ 12 通夜
13 葬儀・初七日 14 火葬
15 葬儀後 16 49日・納骨
17 まとめ
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