愛する人が亡くなるまでの家族の心境やそのときの様子を描写しています。C型肝炎発病-肝硬変-闘病生活-死-葬儀までの実録です。

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二度目の入院 - 闘病のはじまり -

前回入院してから1ヶ月もたたない、2006年10月の初旬母は再び入院しました。

今度は前回入院した病院が自宅から2時間以上もかかる為、主治医が以前在籍されていた都内の某総合病院へ入院することになりました。
私たち家族も母も検査入院程度に思っていましたので、『すぐ1週間か10日間くらいで退院できるね』と母と話していました。

入院の初めのころは、血液検査や足のむくみの調査検査などをしていました。
足のむくみは肝臓と直結しないばい菌とのことでしたが、何倍にも膨れ上がった足から膿がでたりしてその様子はかなり痛々しかったです。

またお腹のはり(*1)が日に日に大きくなり、妊婦のようなお腹になってきました。
お腹にたまった水は薬で徐々に減らすこともできますが、母の場合は日に日に水がたまってきたので、母の健康状態がよければ注射で水を抜くことも主治医は考え始めていました。

毎日最善の治療をしてもらっていましたが、肝機能もなかなか良くならなく、お腹のはりと足のむくみ、そして背中にもはりと痛みがでてきて歩くことすらできなくなり、明るい兆しがみえてきません。
またこのころから黄疸(*2)もでてきてきました。

家族も母も『なんで良くならないのだろう。』と皆思っていながらも、このときはまだ退院できることを信じて、家族が交代で看病する日々を送ってたのです。

(*1)お腹のはり
腹水。肝臓が悪くなって硬くなると、肝機能が衰え肝臓に直接入るはずの水分やタンパクなどの成分や水がお腹に貯まり、お腹も大きくなる、いわゆるカエル腹になります。

(*2)黄疸
肝機能低下により皮膚や目が黄色くなること。

« 退院 病院からの呼び出し »
01 序章 02 慢性C型肝炎とのつきあい
03 いつものこと 04 一度目の入院
05 退院 06 二度目の入院 - 闘病のはじまり -
07 病院からの呼び出し 08 余命宣告
09 最期の日 10 病院を出るまで
11 葬儀打ち合わせ 12 通夜
13 葬儀・初七日 14 火葬
15 葬儀後 16 49日・納骨
17 まとめ
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