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葬儀コラム / 第10回

第10回 フランスのお葬式事情その3
     -土葬・火葬の選択できる埋葬文化-

はじめに

フランスでは年間を通して全国的にお墓参りをするのは1度です。
お線香ではなく小さなキャンドルを使い、お供え物は一切有りません。
お墓掃除も自治体が管理している為、常に綺麗に整えられているので掃除の習慣もありません。

カトリックでは土葬が主流

フランス子供墓地界隈

1963年まで法令により火葬が禁止されており土葬のみでした。お墓の構造は地下室の様になっており1つのお墓に2人~4人入る事が出来ます。
田舎のお墓には8人が入れる大きなお墓も存在します。
サイズは1M×2Mが主ですが子供用の墓地では1M×1Mになっています。
土葬の場合、御棺を土中に収めてから上にバラの花、もしくはバラの花びらを御棺の上に投げ入れます。
墓地は足元が砂地になっているため、歩きやすい靴がおすすめです。

フランス火葬用墓地

近年では経済的理由から火葬を選ぶ方も増えています。
年配者の特にカトリックの方々は絶対的に土葬ですが無宗教の方などに人気です。
火葬の際には生前の故人の遺言書が必要になります。
日本では火葬でも土葬でもお墓は必要ですがフランスでは火葬後は御骨を自宅に持ち帰る方が多いです。
墓地に埋葬も可能ですが土葬とは違い小さな火葬専用墓地に埋葬されます。

散骨される方は墓地の散骨専用区域に撒かれます。
フランスでは10歳以下の小さなお子様が亡くなられた場合には子供専用区域に埋葬されます。
墓石も供花も全てが白で統一されております。

教会以外のお葬式

教会や火葬場以外のお葬式に墓地のみで行われるお葬式もごく稀に存在します。
故人がカトリック信者でない場合には教会での葬儀は行わずに墓地にて葬儀屋が司会進行を執り行います。
御式の内容的には神父さんもおらず聖書の朗読や聖歌はありませんが、故人の好きだった音楽が流されます。
フランスでは全ての葬儀に中学生以下の子供の参列は不可能で大人だけで執り行われます。

骨壺

フランスの骨壺はリビングに飾られる事が多いので素敵なデザインが多く骨壺には見えません。
日本で言う仏壇や祭壇、御位牌の様なものはなく遺影もありません。
死者を祀る習慣もないので骨壺があっても何かをお供えする事もありません。

まとめ

フランス人は人が亡くなった時に喪主や御遺族が「セ・ラ・ヴィ」(それが人生)と言います。
見送る者は御棺を撫でたりキスしたりしながら「良い人生だったね。お疲れ様」と言いながら別れます。
皆様にも、御葬儀の際には素敵なお別れが出来ます様にお祈り申し上げます。


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