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葬儀コラム / 第15回

第15回 知っておきたい葬儀の服装あれこれ

はじめに

葬儀の際はブラックフォーマルで参列を…というのは、
年齢を重ねて人の死にめぐり合うことが増えてくると自然とわかってくることとは思いますが、
アクセサリーや靴・かばんなどの細かいマナーは意外と知られていないのではないでしょうか。
特に女性の方は喪服といっしょに身の回りのものも用意しておくと、
急な知らせにも慌てず落ち着いて準備ができるでしょう。

アクセサリーで気をつけたいこと

身につけるのであれば「涙を連想する」といわれている黒か白の真珠か、オニキスなどの黒い石を選びます。
2連のネックレスは「不幸が重なる」と気にされる方もいらっしゃるので、
1連のものにしたほうがよいでしょう。
結婚指輪などシンプルなものははめたままでもかまいませんが、
気になるようなら石のついた光る部分は手の平側へ回しておきましょう。
最近は指先のオシャレとしてネイルアートも広まってきていますが、
うっかり派手なネイルのまま出席してしまわないように気をつけましょう。

かばんや靴で気をつけたいこと

かばんや靴でも光るものはタブーとされています。
金具などの装飾のないシンプルなものをひとつ用意しておくと、ずっと使えますので安心です。
金具だけでなく、素材もエナメルなどの光る素材は避けます。
殺生を連想させるので皮や型押しのものも避けたほうが無難でしょう。
布素材のものなら防水スプレーなどでコートしておくと天候の悪い日にも使いやすくなります。
最近は土足のままで大丈夫なホールでの葬儀が多いですが、
それでもブーツやサンダルなどカジュアルなものは避けます。
女性の場合ヒールが3~5センチくらいのパンプスなら上品な立ち姿に見えます。

季節や天候に合わせて服装にも配慮を

夏の暑い時期の葬儀でも肌を出す服装は避けます。
半袖のものに長袖の上着を羽織るようなものであれば、
式が始まる前までは半袖でいることもできますので上手に使い分けられるといいですね。
逆に寒い季節にはコートや手袋など防寒具の扱いに注意が必要です。
色は黒・紺・茶などの華美にならないものを。式場の中では脱いでおくのがマナーです。
手袋もご焼香の時にははずしますので、
コートを脱ぐときには一緒にはずしておいたほうが失敗がないでしょう。

まとめ

死の知らせは突然にやってくるものですが、
やはり若い頃より年齢を重ねるほうが機会が増えてくるものです。
成人したときや社会人になったときなど喪服を用意するときには、
男性は白いシャツに黒いネクタイと靴下を、
女性はアクセサリーに加えて黒のストッキングと地味な色合いのハンカチを揃えておいてはいかがでしょう。
いつも袱紗(ふくさ)と数珠と一緒にして保管しておけば、
急な知らせが届いたときにも落ち着いて故人とのお別れができるのではないでしょうか。


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