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葬儀コラム / 第21回

第21回 ご法事に参列する際の心得

はじめに

お葬式やご法事に参列する際、例えば黒い服でなければいけないと考えてはいませんか?
実際は、黒という色に特別な意味はないそうです。落ち着いた地味な色であればいいそうです。
ここでは、ご法事のしきたりや作法などを通して、
改めてそこに込められた仏さまの教えを考えてみましょう。
ご法事はただの行事ではなく、座禅と同じように、貴重な修行の機会であると言われております。
もともと、法要や法事の法という字は、お釈迦様の教え、仏さまのお心だということなのです。
それでは、心得の説明に入りましょう。

服装を正す

黒でなくても地味な色の服装で良いということですが、形式にとらわれすぎて心を失ってはいけません。
例えば、突然の知人の訃報に接した場合、喪服に着替える暇がない時は平服でも構わないのです。
喪服がないからとお悔やみに行くのを止めることの方が心ないことになります。
仏さまの前に慎む心があれば自然と慎み深い服装になるでしょう。
心は必ず形にあらわれるものですから、
心を乱さないような服装を整えれば、黒にこだわる必要はないのです。

手を合わせる

手を合わせるというのは、日本の遠い祖先から伝えられた心のあらわれであると言われています。
そのとき、右手は仏さま、左手は衆生(しゅじょう)つまり私たちをあらわし、
その両方が一緒になる姿が合掌と考えられています。
合掌の手は五本の指をきちんとそろえ、指先を鼻の高さ、一握り前あたりにあげます。
合掌ということばの通りに両方の手のひらをぴったり合わせることが大切です。
礼拝する形にも注意が必要です。
腰からまっすぐに傾けておじぎをすると美しい形になります。

お焼香

お香には、抹香や線香などがあります。
どれも、煙が立っては消え、消えては立つところに無常を感じさせるだけでなく、
その香りを鼻でかぎ、身体に焚きこむことによって、私たちの五官(目、耳、鼻、舌、身)が清められ、
はかり知れぬ功徳が得られる、とされているのです。
お焼香には、抹香を二回たくのが普通です。
一回目を「主香(しゅこう)」といい、右手の「浄指」三本で香をつまみ、左手をそえて、
ひたいのあたりに頂き、故人の冥福を祈りながら香炉にたきます。
二回目は「従香(じゅこう)」といい、最初の主香が消えないように抹香を加えるのが目的なので、
一回目のような形は必要ありません。
ただ、右手でつまんでたけばいいのです。
お葬式など参会者が多い場合は、一回のみでいいでしょう。

まとめ

仏教では、心が形にあらわれるとされています。
それは、形式ばかりにこだわりすぎる必要はないということ、つまり、「こころ」が大事ということです。
法要を営み、お経を唱えることは、生きている私たちが仏さまを讃え、
その教えを守り行うことを誓うことなのです。
それによって仏さまのお恵みを、今は亡き故人へ回し向け(回向し)はなむけにする(荘厳する)のです。
ご法事を営むということは、こういうお恵みをいただくためにするだけではなく、
お釈迦さまに合掌ー礼拝ーお経を読むことによって、心が鎮まり、真実が体得されるものなのです。
故人と生きている私たちのためのものなのです。


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