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葬儀コラム / 第23回

第23回 改めてお盆の意味を考えてみる

はじめに

お盆の意味を考えた事はありますか?
お盆と言って思い浮かぶのは、毎年恒例お盆休みの帰省ラッシュ、盆踊り等でしょうか。
ただ単に先祖が帰ってくる日と考えていたり、
親戚が集まってくる日と捉えていたりする人も多いのではないでしょうか。
お盆にはどういう意味があるのか、なぜ日本人はお盆を大切な行事と捉えてきたのか、
改めて考えてみましょう。

餓鬼(亡者)に飲食を施すという考え方

日本人に飢饉に対するおそれの感情が残っていた時代の考えに由来するもの、
言い換えると、飢えて死ぬという恐怖の感情が、
死んだ人間の死後の世界における苦しみにまで拡張されたのではないかと言われています。
ですから、死者に対する供養がまず死者に対しての飲食(おんじき)の供養をもって始まる事になったと考えられているのです。

お盆の行事

死者に対する飲食の供養は、やがて元々あった恐怖の感情が薄れて、
年中行事の一環、すなわち「お盆」の季節に行われる施餓鬼の行事と結びつけられるようになったのです。
そうして、この季節に訪れてくる先祖を供養して成仏する事を願うとともに、
生きている者たちへの加護を祈るようになりました。
これが、お盆なのです。

祭りのあり方と密接な関係

日本の様々な祭りは、日本人の先祖崇拝とは抜きにして語れないのは言うまでもありません。
日本の祭りを大きく分けると、冬から春にかけてのものと、夏から秋にかけてのものの二種類があります。
その代表的なものが、お正月を祝うお祭りと夏のお盆行事です。
ともに、ご先祖の霊を迎えて祈る、心改まるハレの機会といえましょう。
古く中国では、季節の変わり目に魑魅魍魎が活動し始めるという信仰があったそうです。
そのため、季節ごとに鎮魂の儀礼が行われていたようです。
そうした風習が日本にも伝えられてきました。
正月やお盆に亡魂や先祖霊が訪ねてくるという信仰もそういう考えがもとになって、
一般に広まっていったのです。

まとめ

お盆の行事とは盂蘭盆の事で、インドで始められて中国で新しい要素が加わって、
その後に日本に伝わったとされています。
一般に、死者の苦しみを救うために7月13日から16日の期間に(現在では月遅れの8月が一般的)、
仏と僧に食べ物を捧げて供養するというものです。
特に先祖の霊を供養する事が重視されています。
日本のお盆行事の特色は、亡者の霊を供養し鎮める夏祭りの側面もあるという事です。
日本人にとって、お盆の行事は先祖の霊を供養する大切な行事であり、
守り続けて行く必要があるものだと言えましょう。


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