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葬儀コラム / 第61回
日本にも世界にも集団・集合墓地があります

第61回
日本にも世界にも集団・集合墓地があります~長い歴史とともに~

はじめに

日本にも世界にも集団・集合墓地があります 世界には数多くの集合墓地が存在します。その数は想像を絶するほどで、観光地として見学できる場所もあります。観光化されているとは言え、やはりお墓です。少々近寄りがたい印象があるようです。そして日本の納骨堂や共同墓地とは大きく違います。いろいろな歴史的背景もあるようです。

吉見百穴(よしみひゃくあな)

吉見百穴は埼玉県比企郡吉見町にある国指定史跡で、古墳時代の末期(今から約1300年前)に造られた横穴墓郡です。岩山の斜面に直径1m奥行き2~3mほどの穴が200以上空いています。明治時代には小人の住居と思われていたようですが、出土品から「古墳時代の後期に死者を埋葬する墓穴」と明らかにされました。この横穴には、棺台が2~3つも入っていたことから一人ではなく有力者の家族を埋葬する「家族の墓」でもあったと考えられています。家族が一つの墓に入るというところは今も共通しています。

カタコンベ

カタコンベとはイタリア語で「地下墓地」のことを言います。カタコンベは世界各地に存在し、中でもイタリアのローマ・フランスのパリが有名です。 ローマではカタコンベが60以上も発見されています。現在では地下集合墓地になっていますが、キリスト教が迫害されていた時代には、信者が隠れて集まり祈りをささげる場所として使用されていました。全長20kmを超える大きなものも存在し、約500~600万人の信者が眠っていると言われています。 パリのカタコンベは世界最大で、1700年後半パリでは疫病や伝染病で多くの死者が出ましたが土地問題から墓地は不足、そのため使われていなかった石灰岩の地下採石場を墓地として利用されました。納められている遺骨は、頭蓋骨、大腿骨、頸骨など、骨の種類によって分けられ層状に敷詰められています。遺骨は大変古く、新しいものでもフランス革命頃のものです。

ワディ・アル・サラ・サラーム

イラクの都市ナジャフにあるワデ ィ・アル・サラ・サラームは、世界最大規模のイスラム墓地で、都市の13%を占めています。ワディ・アル・サラ・サラームとは「平和の谷」を表す言葉です。この墓地は1400年前から存在し、お墓の数は500万を超えると言われ、今でも毎年数十万単位で増え続けています。レンガが四角く組まれ、その中に遺骨が納められています。箱状のお墓が騒然と並ぶ様子は、まるで住居のようだといいます。イラクの全てのシーア派は、この墓地へ埋葬されることを望んでいます。イスラム教シーア派の初代指導者も眠っていることから、毎年多くの信者がやってきます。

まとめ

時代・国・身分・宗教によって、様々な埋葬方法やお墓が存在します。現在のお墓に比べると、その違いに大きな衝撃を受けますが、お墓の形は一つでは無いという事に気付かされます。私達の回りも、いろいろな埋葬方法やお墓が注目されてきています。今は生きている間に、死んだ後の相続や葬式、お墓のことをきちんと考えておく時代なのかも知れません。


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