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葬儀コラム / 第69回
前向きに死とお墓に向き合う〜墓友とともに

第69回
前向きに死とお墓に向き合う〜墓友とともに

はじめに

前向きに死とお墓に向き合う〜墓友とともに 終活について考えたことのある人ならば「墓友」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょうか。 古くからの家制度に基づく形とは異なる、家族とお墓についての新しい考え方です。 この「墓友」という言葉が生まれてきた背景は、日本人の家族に対する考え方の変化があることは容易に想像できますが、一体どんなものなのでしょうか。

従来の考えにとらわれない墓友

本来お墓は家単位で構成され、先祖代々受け継いでいくというのが伝統的な形態でした。 「墓友」とは、家単位のお墓に入らず血縁のない人々同志で、共同の墓地に入ることを約束した友人関係です。 つまり生前から、一緒のお墓に入ることを前提に交友関係となり、お互いに支え助け合うというものです。お墓についての繋がりから始まり、共に趣味や旅行を楽しみ、親交を深めているケースも多く見られます。 また、それまで友人関係にあった者同士で、一緒にお墓に入る約束を交わすこともあります。

家に縛られない考えの同士

社会の高齢化が進む中、子どものない夫婦、シングル世帯、未婚者にとっては自身の老後や死後のあり方は切実な問題の1つです。 家意識が薄れつつある現代においては、同じ境遇で同じ悩みを持つ者同士が寄り添い、死について考え学び合うことから「墓友」という関係が生まれてきたといえるでしょう。 子どもがいる人たちにとっても「お墓のことで子どもに負担をかけたくない」という考えから、あえて共同墓地などを選択するケースも増えているようです。

家の繋がりから他人との繫がりへ

他人と入るお墓の形は様々あります。永代供養付きの共同墓地やロッカー式の納骨堂、樹木葬など、最近はお墓の選択肢が増えてきました。 有料老人ホームや高齢者用住宅に共同墓地を備えたところもあるようです。おひとりさまや孤独死などの不安を抱える現代社会では、家族以外の他人との結びつきが求められるのはごく自然なことなのかもしれません。 また、少子化でお墓の継承自体が困難な場合も多く、伝統的な家単位の縦の繫がりから、他人と一代限りの横の繫がりへ、お墓の形態もこれからますます変化していくと考えられます。

まとめ

積極的に自分の死やお墓のことを語り合うことができる墓友という存在は心のよりどころになるかもしれません。「死後は墓友と一緒に」という考えは、一般的に広く受け入れられるにはまだ時間がかかるかもしれませんが、充実した老後とお墓の選択肢の1つとしてこれから普及していくことでしょう。


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