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葬儀コラム / 第72回
葬儀の新習慣【新生活運動】とは

第72回
葬儀の新習慣【新生活運動】とは

はじめに

葬儀の新習慣【新生活運動】とは 「新生活運動」という葬儀にまつわる習慣を聞いたことありますか? 群馬県やその周辺地域を含む北関東では根付いていますが、他の地域にはまったく馴染みのない習慣です。 その地域の葬儀に参列すると、受付に「一般」と「新生活」に別れている場合や、新生活のみの場合があります。

「新生活運動」の始まり

戦後の昭和22年ごろ、村づくり・町づくりが各地で盛んに行なわれるようになり、それらを総称して「新生活運動」と呼ばれていました。 昭和30年、その運動を「国民運動」として展開していくため、鳩山一郎首相の提唱により「新生活運動協会」が結成されました。 その後、各都道府県に支部をおき,より民主的・合理的・文化的な生活を実現することを目的とし、昭和20年代後半〜30年代「新生活運動」は、さらに広まっていきました。 敗戦直後は、経済的に厳しかったため、葬儀の際の香典や香典返しは経済的負担が大きく、その負担を軽減させようと始まったのが「新生活運動」です。 しかし、高度経済成長に伴いこの運動は廃れていき、今では一部の地域のみで実施されるだけとなっています。

「新生活運動」とは

喪家側の場合、葬儀は価格を抑えるため公共の葬儀場を利用します。 受付も人数を抑え、通夜では弔問者にお清めは用意しないようにします。 香典返しも御礼状のみですが、高額の香典を持ってこられた方や「新生活」の記載が無い方の為に、返礼品は用意しておきます。 参列する場合、1,000円から3,000円くらいの香典を袋に入れてお渡しし、焼香終了後そのまま帰ります。 基本、香典返しは辞退になります。専用の香典袋があり、その地域のコンビニやスーパーで売っていて、表に「新生活運動の趣旨に添ってお返しを辞退致します。」と書かれています。 通常の香典袋に自分で「新生活」と三文字書いて大丈夫です。自治体で「新生活運動」を推奨している地域もあります。入間市のように市のホームページに記載している市町村もあります。

その他の「新生活運動」

結婚式の場合、公共の施設で行い会費制にします。病気のお見舞いや出産祝い・節句・新改築祝いなども、1,000円程度包み、お返しは辞退することが基本です。 しかし、葬儀以外の「新生活運動」はあまり実施されていないようです。やはりお祝い事に関しては、金額ではなく相手の欲しいものや実際に使えるものなど、現実的になってきているのが現状なのかも知れません。

まとめ

最近の傾向として、葬儀や結婚式など、家族や親しい友人だけで済ませる方や地味におさえる方が増えています。 しかし「新生活運動」はほとんど知られていません。お互いの負担を考え、気持ちが温まる良い習慣だと思います。 質素ではなく、無駄をなくすという意味を込めて、見直すに値する運動なのかもしれません。


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