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葬儀コラム / 第91回
盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事

第91回
盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事

はじめに

盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事 青空もすっかり夏の色になり、気が付けばもうお盆を迎えるシーズンです。 お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言う、ご先祖様を家にお迎えする行事です。一般的には8月13日 から16日迄が盂蘭盆会とされますが、東京などでは7月13日から16日と、ひと月早い地域もあります。 今回は、核家族化などでなかなか見られなくなって来た、盂蘭盆会に行う行事について調べてみたいと思います。

「迎え盆」とは

お盆の初日は「迎え盆」や「お盆の入り」と呼ばれ、夕方に家の前で迎え火を焚きます。これはご先祖様が道に迷わず家に来られるよう、目印の役割をしています。 迎え火は、麻の茎で作られた麻幹(おがら)などを素焼きの器の上で燃やし、この上を家人が外から内にまたぐ事で、先祖を迎え入れた事になります。 迎え火ではなく提灯を吊るす場合や、お墓に参ってお迎えをする場合もあります。また、キュウリやナスに割りばしで4本の足を付け動物に見立てた「精霊馬(しょうりょうま)」も飾り付けられます。 キュウリは迎え盆用の馬で「足の速い馬に乗り早く家に帰って来られるように」、ナスは送り盆用の牛で「帰りは沢山の荷物を背負いゆっくり帰れるように」という願いが込められています。 民家の軒先で初めて精霊馬を見つけた時は驚きましたが、ご先祖への思いが溢れる、何とも可愛らしいお飾りですね。

盆の中日

7月又は8月の14~15日は、ご先祖様が家に留まる「盆の中日」です。お墓参りに行ったり、親戚の家の盆棚や精霊棚をお参りしたりします。 盆棚とは、机の上に真菰で編んだゴザを敷き、四方に笹竹を立て縄を張り結界を作ったもので、 縄には提灯に見立てたホオズキを吊るし、位牌を並べて線香を焚き、ロウソクをともして桔梗などの花を飾ったり、果物やお菓子、そうめんなどをお供えします。 盆踊りもこの時期に行われ、賑やかになる時期ですね。

「送り盆」はしめやかに

お盆の最終日は「送り盆」といい、迎え火を焚いた場所で、ご先祖様が無事に帰れる様に送り火を焚きます。 迎え盆でお墓へお迎えに行った場合は、送り盆にもお墓参りをします。また、精霊を乗せた灯篭を川に流したり、山に字をかたどった送り火を灯したり、 その土地ならではの送り盆の行事があり、今でも大切に受け継がれています。 来年もまた帰って来てくれるように願いながら、しめやかに盂蘭盆会の行事が終わります。

まとめ

盂蘭盆会は、飛鳥時代に日本に伝わった仏教行事と、日本古来の行事が融合したものだと言われています。 元々の仏教の教えには先祖が家に帰ってくると言うものはなく、先祖供養自体、それほど勧めてはいないそうです。 それでもご先祖様を大切にする事で、私達も守られているという安心感が得られますし、その土地の様々な行事を受け継いでいく事は、この国の文化としても大切な事ではないかと思います。 日本独自の行事「盂蘭盆会」をこれからも大事にしていきたいですね。


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