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葬儀コラム / 第92回
仏教に欠かせない花 蓮華

第92回
仏教に欠かせない花 蓮華

はじめに

仏教に欠かせない花 蓮華 暑くなるこの季節、水辺に親しむ機会も多くなると思います。お寺や公園の池では、そろそろ蓮華の花が見頃を迎えるシーズンです。 蓮華は泥の中から美しい花を咲かせる事から、不浄なものに染まらず清く生きるという仏教の教えと重なり、古くから神聖な存在とされてきました。 今回はこの蓮華と仏教の関係について、お話ししたいと思います。

ブッダの生誕を飾った花

お釈迦様の母、摩耶夫人がルンビニ園でお釈迦様を産んだ時、天から龍が甘露の雨を降らせ産湯に使わせました。 するとそこに忽然と蓮華の花が咲き、その上にお釈迦様が立たれ、右手を天に左手を地に向け「天上天下唯我独尊」と仰ったそうです。 このように蓮華は仏典の中でも重要な場面に登場しており、現在でも仏像は蓮華の花を形どった「蓮台」に置かれ、香炉などの道具も蓮華の形をしている物が多く見られるなど、様々な場所で使われています。

ハスもスイレンも「蓮華」

皆さんは「ハス」と「スイレン」の違いが解かりますか?ハスの葉は、初めの一枚だけが水面に浮き、次の葉からは水面から1メートル以上も立ち上がり、うっそうと茂る感じになります。 またハスの葉には撥水効果があり、水がはじかれて玉のようになります。一方スイレンは、丸い葉に切れ込みが入り水面に浮いていて、撥水効果はありません。 このようにハスとスイレンは比べると違いがはっきり解かるのですが、仏典の中では混同され、みな「蓮華」と呼ばれているようです。みな仲間といったところなのでしょうか。

4色の蓮華たち

仏典の中では極楽浄土に池があり、そこには青蓮華・黄蓮華・赤蓮華・白蓮華の4色の蓮華が咲いているそうです。 青蓮華は「優鉢羅(ウトパラ)」と呼ばれ、東南アジア原産の熱帯スイレン「ステラータ」の事ではないかと言われています。 黄蓮華は「拘物陀(クムダ)」といい、インドでは黄色も白色の一種とされている事から、夜咲き白スイレンの「プベスケンス」、 赤蓮華の「波頭摩(パドマ)」はインド在来紅系ハス、白蓮華「分陀梨迦󠄀(プンダリーカ)」はインド在来白系ハスだとする説があります。 また蓮華には「香」「浄」「柔軟」「可愛」の4徳があるそうで、諸花の中で最も優れているとされ、アジア各国の国花にもなっているそうですよ。

まとめ

蓮華の花は朝開き、午後には閉じると言う事を3日間繰り返し散ってしまいます。また、ハスの実の部分は薬草として滋養強壮や胃腸に良いとされています。 水面に浮かぶ丸い葉や、透き通るような美しい色合いの花を見ていると、なんだか浮世離れした別世界へ来たような感覚に引き込まれてしまいますが、 仏教の世界でも人々の暮らしにとっても欠かせない大切な存在なのですね。 暑い日の水辺に涼しげな蓮華たちを見に出かけてみてはいかがでしょう。


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