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葬儀コラム / 第94回
日本の伝統行事「お盆を知る」

第94回
日本の伝統行事「お盆を知る」

はじめに

日本の伝統行事「お盆を知る」 お盆の時期。「盆と正月が一緒に来たような…」という表現があるように、時代が流れても日本において季節の二大行事であることには変わりないでしょう。 家に迎えた霊にお帰りいただく美しい伝統行事が日本各地にあります。お盆については第91回でも取り上げていますが、今回は送り火を中心にお盆の文化をまとめてみました。

送り火のもうひとつの意味

祖先の霊をあの世へ送り届け、冥福を祈ることが本来の送り火ですが、同時に人々は残された自分たちの無病息災や家内安全も祈ります。

海・川の送り火

夜の闇に中、川にオレンジの薄明りの灯籠が流れていく、そんなシーンをテレビでみることがあります。 灯籠流しと呼ばれる送り火です。そして、同じように死者の魂を弔って送る行事で長崎県の各地や熊本県と佐賀県の一部で行われているのが精霊流しです。 初盆の霊をのせた精霊船を極楽浄土へ送り出します。精霊船は豪華な山車のような大きい船で歓声や爆竹の音が鳴り響く中、祭りのようににぎやかに行われます。 灯籠流しは、お盆の時期にあの世からこの世に戻ってきた死者の魂を、再びあの世に送り出すための行事で、死者の魂を弔うために灯篭やお盆のお供え物を川に流します。 同じように水に霊を流しますが、精霊流しは長崎県の行事、灯籠流しは日本各地の送り火の一種と考えられているようです。死者を弔う気持ちはどちらも同じです。

山の送り火

京都五山送り火は祇園祭とともに京都の夏をいろどる風物詩です。 送り火を見るために多くの観光客が訪れます。京都を囲む五山に「大文字」「舟形」「妙法」「左大文字」「鳥居形」を型どった火を燃やし、死者の霊をあの世へ送り届けるとされています。 また、奈良県では 春日大社境内飛火野と高円山で奈良大文字送り火という昭和35年から始められた行事が行われています。 午後6時50分から飛火野で慰霊祭が行われ、午後8時、高円山に点火され戦没者の慰霊と世界平和を願います。

まとめ

きゅうりやなすでつくる精霊馬、蓮やほおずきなどお盆を彩る植物、毎年この時にだけ目にするものもあります。 殺傷をしてはならないという仏教のしきたりに習って、野菜を中心に作られた精進料理もお盆のご馳走のひとつです。 ご先祖様を供養することは言うまでもなく、お盆は日本の伝統文化を再認識できるいい機会でもあります。


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