葬儀コラム|葬儀に関する様々なコラムを掲載致します

0120-377-594
葬儀のお問合せ
生花のご注文

葬儀コラム / 第98回
全国各地 葬式饅頭の色々

第98回
全国各地 葬式饅頭の色々

はじめに

全国各地 葬式饅頭の色々 「葬式饅頭」と聞いて、みなさんはどんな饅頭を思い浮かべるでしょうか。 葬式饅頭とは弔事に配られる饅頭をいいます。 最近ではなかなか目にする機会が少ないかもしれませんが、地域によっては依然として葬儀には欠かせないものとされています。 葬儀の際に葬式饅頭を配ることは、故人の財産を残された人々に分ける意味があり、お布施や慈悲などの仏教の考えに基づくものと考えられています。 日本全国、地域によって葬儀の慣習も様々ですが、この葬式饅頭の形も地域によってかなり違いがあるのです。

茶色の焼印 春日饅頭

白い小判型で、表面にヒノキやカシワの葉をかたどった茶色の焼印が押されているのが「春日饅頭」と言われるものです。 主に関東地方や東北、甲信越地方で用いられています。 通常の饅頭よりも大きく手からはみ出るくらいで、とても一人では食べきれません。 お彼岸などにお供えされることも多く、日が経って硬くなった饅頭を天ぷらにして食べる地域もあるようです。

紅白饅頭の弔事版 青白饅頭と黄白饅頭

関東地方の「青白饅頭」は緑色と白色の饅頭です。 関西地方の「黄白饅頭」は黄色と白の組み合わせです。 饅頭の皮を小麦粉で作るものと、大和芋をつなぎに入れたものと2種類あり、いずれも慶事における紅白饅頭のようなものでしょうか。 葬儀だけでなく、法事・法要の返礼として用いられることも多いようです。

変わり種は中華饅頭と葬式パン

「中華饅頭」といってもひき肉の具が入ったホカホカの饅頭ではありません。 北海道地方を中心とした葬式饅頭で、饅頭というより半月形のどら焼きのような感じです。 また山陰地方では、葬式饅頭ならぬ「葬式パン」「法事パン」という習慣があります。 元々あんこのお餅を配る習慣だったものが、戦後になり餅をつくことを簡略化していこうという流れから、パンに変化していったようです。 当初はあんパンのみだったのが、現在ではクリームパンやメロンパンなど色々な菓子パンも用いられるようになりました。

まとめ

弔事には葬式饅頭、慶事には紅白饅頭と、人生節目の行事の際に饅頭を配ることは、日本の伝統文化のひとつといえるでしょう。 様々な甘味が豊富な現代社会、葬儀の際には、饅頭以外のものを引き菓子にすることが多く、饅頭のあるなしを気にする人たちはほとんどいません。 しかし、たかが饅頭されど饅頭、その存在が人生の節目を表すことができる、日本独自の風習を忘れずにいたいものです。


PAGE TOP
葬儀生花のご注文
© SaijouNet All right reserved