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葬儀コラム / 第100回
葬儀の返礼品にお茶が多いのはこんな意味がありました

第100回
葬儀の返礼品にお茶が多いのはこんな意味がありました

はじめに

葬儀の返礼品にお茶が多いのはこんな意味がありました 町内会の役員として通夜・告別式で受付のお手伝いをしていた時期がありました。お手伝いのお礼ということで参列者の方と同じように返礼品を頂いていました。 コーヒーや砂糖などもありましたが、圧倒的に多かったのがお茶でした。 返礼品として選択肢が増えているにもかかわらず、お茶が選ばれるのにはやはり理由があることでしょう。 今回は歴史的なことも含めて調べてみたいと思います。

お茶はどのようにして日本にもたらされたのでしょう

はるか昔、紀元前の頃、中国で発見されたといわれるお茶。そのお茶が日本にもたらされたのは、奈良・平安時代の頃のこと。 日本が中国の進んだ制度や文化を学び、取り入れようとして派遣した遣唐使などによるとされています。 また、鎌倉時代になると臨済宗の栄西禅師が、二度、宋に渡って禅宗を学び、禅院で飲茶が盛んに行われているのを見聞きしました。 中国からお茶の飲み方や栽培法などをお茶の種子とともに持ち帰り、一般にも広めたといわれています。 帰国後、栄西は日本初の茶の専門書「喫茶養生記」を著し、お茶の効能を説きました。

お茶の効用

お茶といえばカテキンが最も有名ですが、レモンの5倍以上、ほうれん草の3倍近くのビタミンCもたっぷり含まれています。 また、食後の緑茶が虫歯、歯周病、口臭を防ぐこともわかっています。 緑茶のフラノボイドが口臭を防止してくれるのです。 

お茶のもう一つの意味

その歴史から「仏事にはお茶」が定着したことも理由のひとつですが、返礼品にお茶が選ばれるもうひとつの理由に、「お茶」には境界線という意味があることが挙げられます。 お茶の木は古くより、畑や土地の境界線に植えられることが多く目印として境を示す木であったことから、 そしてもうひとつお茶を飲むことがある境を越える意味をもつことがあったからです。 話をしてみたい人を誘う時「お茶でもいかがですか?」、また、仲良くなったら「茶飲み友達」など、 日常生活の中で私たちが何気なく使う「お茶」という言葉、その言葉には人間関係のある境界線を越える、つまり縁もゆかりもない人から友人へと境界線を越えたという意味もあるのです。

まとめ

返礼品でお茶をいただき、「お茶葉、なくなりそうだからちょうどよかった」と単純に思っていましたが、通夜や葬式、法要のあとにお茶を飲むことで、 この世にいる参列者と、あの世に旅立った故人との間に境界線を設け、故人とお別れするという深い意味があったことがよくわかりました。 お茶をいただきながら、故人を偲ぶ時間を大切にしたいものです。


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