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葬儀コラム / 第114回
心穏やかに〜仏花(ぶっか)のお供え

第114回
心穏やかに〜仏花(ぶっか)のお供え

はじめに

心穏やかに〜仏花(ぶっか)のお供え 仏花とは、仏様やご先祖様・故人へ敬愛や尊敬の心を込めて飾る、お墓や仏壇に供える花の総称です。同時に供えたその人の心を穏やかにしてくれるものです。 最近は、仏壇が自宅にない、お墓参りも年に1回程度・・など、あまり仏花をお供えしたことが無い方も多くいらっしいます。 そんな方の為に、改めて「仏花のマナー」をご紹介します。

お供えする時のマナー

仏花は「左右1対」で飾るのが基本で、同じ花束を2束用意します。 花の本数は、3本、5本、7本、など一般的に奇数で準備します。 形は、長めの花を一本中心にし花瓶や花立を含め、ひし形になるようにします。 色は明るい色を選びます。一般的に3本の場合は〈白・黄・紫〉5本の場合は〈白・赤・黄・紫・ピンク〉で作ります。 厳しいルールはないので①全体的に明るく②お墓や仏壇の大きさにあったサイズにする、この2つのポイントを押さえておけば大丈夫です。

向いている良い花と向かない花

もちろん、心がこもっていれば基本的にはどのような花でも構いませんが、注意した方がいい花がいくつかあります。 毒やトゲのある花、匂いの強い花はマナー違反と取られることがあります。 トゲがあるバラや毒のある彼岸花は仏事全般で使用は避けます。 また、散りやすい花や傷みやすい花は、花差しに活けても長く持たないため使わない方が良いでしょう。 迷った時は、大きめの菊・カーネーション・小菊を入れてもらうと見栄えがあり安定した花束になります。 特に菊は、一年中手に入り易く香りは邪気を払うと言われています。花持ちがとてもよく水はけもいいので、一般的な仏花としては人気があります。

生花じゃないといけないの?

生花の生き生きした姿はとても美しいものですが、水の取り替えや傷んだ花を取り除くなど手間がかり、特に夏場は匂いも気になります。 また生花の仏花を持ち帰って欲しいという霊園も増えてきています。 宗教によってはシキミ(樒)を用いる場合もありますが、技術の発達でプリザーブドフラワーや造花で作られた仏花が出回るようになりました。 枯れる心配がなく手間がかからないことが最大のメリット。 しかし仏教では「生あるものは必ず滅する」という考えがあり、仏花をお参りする側に向ける意味でもあります。 よってプリザーブドフラワーや造花は、仏花に適さないという指摘があります。場合によっては、宗教・家族・親戚・関係者の意見を取り入れることが必要です。

まとめ

仏教では「お香」「お花」「灯燭」「飲食」「浄水」の5つを仏様に備えるとよいとされています。 仏様やご先祖様は「極楽浄土」という美しい花が咲き乱れるところにいると言われ、そのイメージを再現するため仏花がお供えされています。 毎日仏花を変えるのは経済的にも気持ち的にも負担になりがちです。自宅では、育てた花を活用する、好きな花をアレンジする、季節折々の花を取り入れるなど楽しみながらお供えするのが良いでしょう。 心を込めて手を合わせることが一番の供養なのですから。

※文中のシキミ(樒)については第95回 仏教と深い関わりを持つ「シキミ(樒)」で取り上げています。


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