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葬儀コラム / 第120回
埋葬文化と棺について考えてみましょう

第120回
埋葬文化と棺について考えてみましょう

はじめに

埋葬文化と棺について考えてみましょう 愛する人が亡くなり、悲しみに暮れながら、一方で、葬儀の準備も進めなくてはなりません。 その際に火葬と土葬(埋葬)を迷われる方は少ないと思います。 なぜなら、今の日本では99%に近い数字で火葬が行われているからです。 今回は時代とともに変わりゆく埋葬方法と埋葬に欠かせない棺について取り上げます。

土葬から火葬へと変化していった日本

調べてみると、時代を経るにつれ、土葬から火葬へ変化しています。 明治になると、神教復活で土葬が法律で決められました。しかしその後、土地不足、疫病蔓延などで、火葬が一般的になったのです。 火葬率が50%を超えたのは昭和20年半ばです。 今となっては常識的なことですが、戦後間もない頃は、まだ火葬が半数くらいだったとは驚きです。

火葬を嫌う文化もあり、火葬ができない事情もあり

多くの国や地域では、地理的影響ももちろんですが、宗教によって土葬か、火葬かが決まっていることが多いようです。 キリスト教やイスラム教では、地獄の燃えつくす火を思い起こさせること、審判の日に復活できなくなることなどから、火葬を嫌うと思われます。 とはいえ、日本は火葬、と決まっていて、諦めざるを得ないのでは?と思われがちですよね。結論から言えば、出来るのです。 実際調べてみたところ、日本の法律では禁止されていません。しかし土葬には自治体の長の許可が必要で、ここが大きな壁となって普及していないのが実情です。 実際、東京都、大阪府は条例で禁止しています。 日本国内でもキリスト教やイスラム教などの宗教法人が運営している墓園があり、そこでは土葬できるそうです。 また、東日本大震災の際には施設不足から一時的な対処も含め、土葬されたこともありました。

それぞれの時代でそれぞれの棺

時代の変化という意味では棺も変化しています。古墳などで発掘される遺体の多くは石棺に屈葬されています。覚えていますか、中学生の歴史の授業で習ったはずですね。 その後、鎌倉時代以降、樽を作る技術が普及した頃、桶の座棺が誕生したと言われています。 時代劇で樽に入った映像を見たことがありませんか。貧しく、棺を買えなかったり、天災などで不足した時に醤油樽などで代用したこともあったようです。 今でも「棺桶」といいますね。その後時代を経て、第二次大戦以降、寝棺が主流になりました。 形を見てわかるように、寝棺は掘る労力、埋葬の場合は土地、火葬の場合は燃料などが座棺に比べて、はるかに財力がいるものですので、昔は富裕層のものでした。 それが一般に普及するほど、戦後国全体が豊かになったということでしょう。火葬場が近代化し、化学燃料を使用するようになり、効率化したことも影響しています。 埋葬する場合の棺は木製だけではなく、金属製も人気があるようです。 特にアメリカでは棺に入った故人を中心に集まる機会があるせいか、凝った作りのものも多く、オーク材などを金属で覆ったものや金属製のもので、密閉性のあるものが人気のようです。 当然、高額になり、葬儀費用の多くを棺に費やすことになります。

まとめ

現代の日本人は、火葬することに疑問を持たない人がほとんどでしょう。 しかし、その常識はたった70年ほどなのです。 調べてみて驚きました。一方で火葬が常識ではない人も、身近に住んでいる、そんな時代であることも忘れないでいたいですね。


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