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葬儀コラム / 第124回
「チーン」鳴らして当然!?りんの作法

第124回
「チーン」鳴らして当然!?りんの作法

はじめに

「チーン」鳴らして当然!?りんの作法 仏壇で手を合わせる前に、鳴らす鐘。 正式な名称は「りん」といい、宗派によって「鏧(きん)」「鈴(りん)」「鐘(かね)」などと呼び名も違います。 仏壇に手を合わせる際には鳴らすのが当たり前のように考えがちですが、今回は「りん」の役割や意味、正しい作法についてお話ししたいと思います。

お経の始まりと終わりの合図

元来、りんは禅宗で用いられていましたが、現在では全ての宗派で使われるようになりました。 音が出る仏具を梵音具といい、木魚や太鼓、木鉦などと同様にりんも梵音具の一つです。 梵音具の音は、精神を統一させたり、邪気を払うと言われています。 また、木魚は読経の調子を整える役割があり、りんにはお経の始まりと終わりを知らせる役割があるのです。

本来読経以外には鳴らさない

りんは、もともと読経の時に鳴らすもので、読経をしない場合は特に鳴らす必要がないとされています。 つまり毎朝仏壇に手を合わせる時、法事などでお線香をあげ合掌する時などには、本来鳴らすものではないということ。 浄土真宗本願寺派と真宗大谷派では、仏壇にお線香をあげて合掌礼拝するだけの時には、りんを鳴らさないのが正式な作法です。 それぞれの宗派の経本には、読経の際りんを鳴らす箇所が書かれてあります。 鳴らすタイミングや回数、叩く場所なども宗派によって異なり、読経がなくても鳴らしてもよいとする宗派もあります。 また同じ宗派であってもお寺によって異なる場合があります。

宗派によってりん台に違い

りんは、りんを置くりん台とりんを叩くりん棒がセットになって仏具店で販売されています。 りん台に関しては、指定がある宗派もあります。 浄土真宗本願寺派では六角形か丸型のりん台を使い、りん布団をりんとりん台の間に入れ、りんを固定します。 真宗大谷派は四角形のりん台で、金襴輪という輪っかの上に置きリン台に固定します。 ふだんのりんの手入れは柔らかい布で乾拭きする程度でよいのですが、 年数が経ってくるとくすんできたり、変色したりします。材質にあったクリーナや研磨材などを使って、定期的にお手入れすることをおすすめします。

まとめ

今まで仏壇を拝む際には、りんを鳴らすのが当たり前と思っていた方も多いのではないでしょうか。 全ての宗派に共通するわけではありませんが、本来のりんの意味、役割などを知ることで、より真摯にご先祖様に向き合うことができるでしょう。 ご自分の菩提寺にお参りの作法などをあらためて確認してみることが必要かもしれません。


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