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葬儀コラム / 第145回
お別れのかたち、いろいろ….

第145回
お別れのかたち、いろいろ….

はじめに

お別れのかたち、いろいろ…. 世界にはいろいろな宗教があり、葬送もそれぞれの宗教に基づき行われます。 このコラムでも以前、フランスお葬式事情を取り上げたことがあります。 今回はキリスト教に着目します。キリスト教には大きく分けてカトリック、プロテスタントといった宗派があります。 それぞれの葬儀の相違点などを調べてみました。

カトリック

キリスト教では、葬儀を一般に葬儀式と言い、教会や斎場、自宅で執り行われます。 本来キリスト教では通夜という考え方がないのですが、日本の風習にのっとり「通夜の祈り」と呼ぶ式を行います。 神父と参列者とで、聖書の朗読や歌うといった形をとることが多いようです。 カトリックでは葬儀と告別式を分けて行います。 神に許しを請い、故人が永遠の命を得られるよう神に祈る「言葉の典礼」、 聖体(パンやワイン)をささげる「感謝の典礼」からなるミサを行うことが決まっています。 最後のお別れの際に、お焼香はなく、「献花」を行います。献花のやり方は1)最初に花を右手、茎を左手になるように持ちます。 2)遺影に一礼します。3)花を時計回りにしながら、祭壇に根元を向けます。 4)左手で花を、右手で茎を下から支えるように献花台に置きます。 5)ご遺族や神父に一礼して席に着きます。式の後、故人をしのぶ集まりが行われます。 簡単な会食や茶話会で、精進落としと違い、アルコールは出ません。

プロテスタント

プロテスタントでも仏式の通夜の風習を取り入れ、「前夜祭」をおこないます。 プロテスタントでは、死とは、故人が神の御許で安息を得ることを意味しますので、神に感謝し、遺族を慰めることが重要です。 聖書の朗読、讃美歌、説教を行い、葬儀と告別式は分けません。形式にこだわらないのが特徴です。 最後に献花をして、故人と別れるのはプロテスタントでも同じです。 先ほど、献花の方法を詳しく書きましたが、不慣れな方が、むやみに形にこだわる必要はありません。 敬意を持って、献花されることが一番大切でしょう。

列席するにはこんな点に注意

もし、キリスト教の葬儀に列席する場合、いくつか気をつけておきたい点があります。 服装は、喪服や手持ちの控えめな服装で構いません。 そして「死」は終わりではなく、永遠の命のはじまりであると考えますので、お悔やみの言葉を述べる必要はありません。 弔電の際にも気をつけましょう。電報を打つ際に、相談すると良いでしょう。 「神のもとで安らかにお眠りくださいますよう、お祈りいたします。」などが一般的です。 また、お香典に当たるものは、カトリックは「御ミサ料」、プロテスタントでは、「忌慰料」が正式とされています。 「お花料」としておけば失礼になることはありません。水引がかかっていたり、蓮の花が描かれている不祝儀袋は、キリスト教式には不向きです。 手に入らない場合は、白無地の封筒でも良いとされます。

まとめ

キリスト教の葬儀に出席しなれない方は、永遠の命といった考え方や作法の違いに戸惑われるかもしれません。 故人が心残りなく死出の旅に出られるよう、遺された人々で心を尽くすのが、葬儀です。 その気持ちを大切にして、形にとらわれすぎないようにしましょう。


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